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2009年サイエンスフォトコンテスト

最優秀賞

千葉県 6年生 長田光生さん「アオオサムシ」

【写真の説明】
泉自然公園でアオオサムシを見つけました。 背中の模様がきれいに撮れたと思います。

【伊知地先生からのコメント】
今回応募された作品「アオオサムシ」は、アオオサムシの羽の表面のようすや色をとてもわかりやすく撮影しています。アオオサムシに斜めから近づいて画面いっぱいに写した写真は、甲虫の羽の持つ金属光沢の質感がよく伝わる作品となりました。

優秀賞

群馬県 増田 柾人さん(中学1年)
「立ち上がった霜の結晶」

【写真の説明】
高さが2cm近くあったので、見つけた時は霜柱かと思いました。でも、スケート場の黒いゴムの上に出来ていたので、地面の水分が凍った霜柱ではなくて、水蒸気が凍ってできた霜なんだとわかりました。とてもびっくりしました。

M.O.さん(中学3年)
「逆さの景色」

【写真の説明】
ルーペを使って外の景色を白い紙に反射させたものを映した。友達の影が逆に映った。

奨励賞

千葉県 佐藤 悠花さん(中学1年)
「田んぼにいるイトトンボ」

【写真の説明】
田んぼにいたイトトンボの写真です。イトトンボはカメラを近づけると、にげてしまうので、むずかしかったです。色はきれいな水色をしています。

【伊知地先生の総評】

 

今回のサイエンスフォトコンテストには、いろいろな昆虫や植物のようす、霜の造形、レンズが作る像や放電現象、光の反射など、科学の幅広い分野を対象にした作品が集まりました。
その中で、「アオオサムシ」、「逆さの風景」、「立ち上がった霜の結晶」「田んぼにいるイトトンボ」は、対象を良く見つけチャンスを逃がさず、また撮影方法にも工夫をしてカメラを向けた写真だと思います。
科学写真の撮影では、自然や科学現象をよく観察し、いろいろな変化に気付き、どのようにしたらその現象がよく伝わるかを考えることが大切ですが、入賞作品は見つけたことがうまく伝わるように撮影をしていると思います。
「科学的な変化・現象に気がつき」「それを記録する」ときに、それを伝えるための写し方(ピントの正確さ、どの範囲をどの角度から写したらよりよく伝わるかなど)に工夫を加え、さらにすばらしい作品をつくってほしいと思います。
これからも、自然の変化や科学現象に目を向け、そこで感じたこと・発見したことを写真で記録し、伝えてください。