NaRiKa science is just there教員のための理科総合サイト

株式会社ナリカ電話番号0120-700-746

2023年サイエンスフォトコンテスト結果発表

最優秀賞

大阪府枚方市立第一中学校 3年 新開奈桜さん「渡り鳥の習性」

【写真の説明】
写真の説明:千葉の空に渡り鳥が飛んでいたので見ると、Vの形で飛んでいたのが綺麗で写真を撮りました。
調べてみると、このVの形は鳥の習性ということを知り面白いなと思いました。

【カメラ】
スマートフォン

優秀賞

福岡工業大学附属城東高等学校 3年 佐藤真さん
「皆既月食と天王星」

【写真の説明】
皆既月食と天王星食が起こる非常に珍しい日でした。
私たち科学部は屋上に上がり、みんなで観測会を行いました。天候にも恵まれ、天王星も観測できました。

【カメラ】
CanonX7

立命館慶祥高等学校 1年 西島一樹さん
「夕焼け色の傘雲と利尻山」

【写真の説明】
夕日に照らされた利尻山の上に、大きな傘雲が現れました。
この翌日から気温が急激に下がり、雨風が強くなりました。

【カメラ】
FUJIFILM FinePix S1

特別賞

神奈川県横浜市立恩田小学校 4年 佐々木琴音さん
「透明イモリ!」

【写真の説明】
私の家で飼っているイモリの赤ちゃんが、脱皮していました!まるで透明のイモリが増えたみたいです。

【カメラ】
iPhone

千葉県立東葛飾高等学校 3年 H.Sさん
「誕生」

【写真の説明】
ボルボックスの娘群体が親群体から飛び出す瞬間の写真です。
娘群体の内側の孫世代まで綺麗に写っている上に親群体の表面の細胞の破れ具合もよくわかるところが推しポイントです。

【カメラ】
iPhone12

長野県北安曇郡白馬村立白馬中学校 2年 山村杏さん
「Lock-on」

【写真の説明】
Q.恐竜?
A.いいえ。家で飼育しているトッケイヤモリ(爬虫類)です。
ある日、何気なくヤモリの目を見ると、私たちの目には無い、なんとも不思議な波状の筋がありました。
波状の筋は漁網のようにヤモリの目全体に広がっていました。調べてみると、夜行性ヤモリには明るいところ、
暗いところのどちらにも対応できる赤、緑、紫の光を感じる錐体視物質を持っているそうです。
錐体視物質と目の模様に何か関係はあるのか…考えれば考えるほど不思議な模様です。

【カメラ】
OLYMPUS TG-4

大阪府枚方市立第一中学校 3年 山下杏さん
「影にだけできる実」

【写真の説明】
まっすぐに伸びている葉なのに影は丸がいくつか並んでできていました。
田んぼにはアメンボがいて、アメンボの影も丸がくっついてできていました。

【カメラ】
iPhone

ナリカ賞

大阪教育大学附属平野中学校 2年 小原彩良さん
「音と光の不思議」

【写真の説明】
一見不規則に見える篠笛の穴から入った光がとても規則的に見えて不思議に思いました。

【カメラ】
Nikon COOLPIX A10

【伊知地先生の講評】

今回のサイエンスフォトコンテストも、物理、化学、気象、天体、動物、植物、昆虫、瞬間、顕微鏡など、幅広い分野からの作品が集まりました。

その中で、最優秀賞となった新開奈桜さんの作品「渡り鳥の習性」は、青空をV字型の隊列を組んで飛行する渡り鳥を撮影した作品です。
渡り鳥が空を通り過ぎるわずかな時間に、とてもきれいなV字隊列で飛ぶようすを撮影しました。渡り鳥の習性をよくとらえることができ、とてもよい作品になりました。

「自然の変化・現象に気がつき」「それを記録し」「報告する」ときに、写真で伝えるための写し方(ピントの正確さ、どの範囲をどの角度から写したらよりよく伝わるかなど)に工夫を加え、さらにすばらしい作品をつくってほしいと思います。これからも、自然の変化や科学現象に目を向け、そこで感じたこと・発見したことを写真で記録し、伝えてください。