電気刺激に対する筋肉の反応を調べる
実験概要
カエルの下肢の腓腹筋と坐骨神経とを筋標本として取り出し、坐骨神経に電気刺激を与えて、収縮曲線を記録することで刺激と収縮との関係について調べる。
使用する製品
E31-8201-43 筋収縮実験セット(Go Direct)
※上記のセットにはG40-1742 生物刺激装置BSD-2と、E31-8200-09 ワイヤレスロータリーモーションセンサGDX-RMS(Go Direct)が付属しています。
用意するもの
できるだけ活きのよい状態の生物試料(カエル)
実験の手順
①座骨神経筋の取り出し
腓腹筋からのびる坐骨神経は、できるだけ長いまま取り出し試料とします。
夏の暑い間はカエルの活性が上がっていて筋収縮実験に最適です。
②神経筋標本を電極にセット
リンガー液に浸しておいた神経筋標本を取出し、スタンドに固定されている刺激電極にセットします。
③電極刺激
神経筋標本のようすを観察しながら、パルス幅、出力電圧のつまみを少しずつあげていきます。
筋肉がはっきり収縮を始めるところ(閾値)を探します。
④計測
刺激頻度を変化させながら、タブレットやPCなどの端末とセンサを接続し、記録します。
実験結果
0.5Hzで10秒、1Hzで10秒、2Hzで10秒、5Hzで10秒、10Hzで10秒、20Hzで10秒程度の記録を行った場合、このように測定されます。